「いろいろ頑張ってもニキビができてしまう。」
「そもそも今の洗顔方法はあっているのかな。」という悩みを持っていませんか。
長年ニキビ肌に悩まされたわたしが出した結論は…
肌を清潔に保つための正しい洗顔がニキビを予防するための第一歩ということです。
正しい洗顔を続けることで、ニキビに悩まされることがなくなりました。
本記事では、ニキビ肌のための正しい洗顔方法を5つのステップで解説します。
この記事を読み終えたときには洗顔マスターになり、長年の悩みが吹っ飛びますよ。
ニキビの原因
ニキビができる原因を知り、その原因に適した対策を取ることが脱ニキビ肌への近道です。
以下の3つが主なニキビの原因となります。
1.皮脂の過剰分泌
思春期に性ホルモンの分泌が活性化したり、ストレスなどが原因で性ホルモンが過剰になったりすると、毛穴の奥の皮脂腺から皮脂が多量に分泌されます。女性では、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスの崩れがニキビの原因の一つとなります。
2.毛穴の詰まり
肌の細胞には、一定周期ごとに生まれ変わるターンオーバー機能があります。紫外線やホルモンバランスの乱れ、間違ったお手入れにより、ターンオーバー機能が乱れると、毛穴周りの角層が厚くなります。毛穴が塞がることで皮脂が排泄されずに溜まってしまいます。
3.アクネ菌の増殖
アクネ菌は誰しもが持っている肌の常在菌ですが、毛穴に溜まった皮脂を栄養分として増えていきます。増殖したアクネ菌はニキビの炎症を引き起こし、赤いニキビができます。
正しい洗顔の手順
Step1.ぬるま湯で顔を素洗いする
洗顔料をつけずにぬるま湯で素洗いをし、肌の表面についている汚れを落とします。
洗顔に使用するお湯は30~35℃程度が適温と言われています。
冷水では、毛穴が開きづらく汚れや古い角質がしっかり落ちません。
反対に高すぎるお湯だと、必要な皮脂まで取り除いてしまうため肌への負担となります。
Step2.洗顔料を泡立てて、泡で優しく洗う
泡を顔に乗せ、手と顔が直接触れないような感覚で、圧をかけないように優しく洗います。
片手に山盛りになるほどの泡&逆さにしても落ちない細かい泡を作ることが目標です。
泡立てが足りないと、手と顔の皮膚の間に摩擦が起きてしまい、肌への負担となります。
また、ニキビに触れてしまうと刺激となり、ニキビが悪化する可能性があります。
Step3.洗顔料をしっかり洗い流す
洗顔後は、泡が完全になくなるまで丁寧に洗い流すことが重要です。
すすぎ時間は洗った時間の2倍を目安にしましょう。
洗顔料が肌に残っていると肌トラブルの原因になります。
髪の生え際や顎、フェイスラインなどが洗い流しが多くなるので注意が必要です。
Step4.清潔なタオルで抑え拭きをする
洗顔料を洗い流した後は、清潔な柔らかいタオルで抑え、優しく肌の水分を拭き取ります。
この時も、肌をこすらないようにすることが大切です。
また、水分を含んだタオルは雑菌が繁殖しやすいため、こまめにタオルを替えましょう。
Step5.洗顔後すぐに保湿をする
洗顔後はすぐに保湿をすることが、肌の乾燥を防ぐ上で重要です。
肌が乾燥状態になると、潤わせようと皮脂の分泌が盛んになりニキビができやすくなります。
自分の肌状態に適したスキンケアを選択し、肌の水分と油分のバランスを整えるとよいです。
よくあるQ&A
Q&A① 洗顔は朝もするべき?
はい。日本皮膚科学会が出しているガイドラインでは、1日2回洗顔料を使った洗顔が推奨されています。朝の洗顔は、睡眠中に出た汗や皮脂を洗い流す目的があります。逆に1日に何度も洗顔をするのも肌の負担になります。
Q&A② シャワーで直接洗っていい?
いいえ。一概には言えませんが、身体を洗っているときの水圧や温度で直接顔に当てるのはやめましょう。水圧で肌を傷めてしまう可能性や、お湯が熱すぎて肌への負担になる可能性があります。最近は、ミスト状に出てくるシャワーヘッドなども流行していますので、水温に注意しながら使用するのはよいでしょう。
Q&A③ 洗浄力の強い洗顔料を使ったほうがいい?
いいえ。ニキビ肌用の洗顔料は、皮脂や汚れを落とすための洗浄力が強いオイリー肌向けのものが多く、乾燥肌の人には向いていない可能性があります。自分の肌に合う洗顔料を選択することが大切です。
Q&A④ 洗顔を長時間すれば肌がきれいになる?
いいえ。洗顔料を長時間顔にのせることで、肌に必要な皮脂まで落とし乾燥してしまう可能性があります。肌への負担が大きいので、長時間の洗顔はやめましょう。
まとめ:脱ニキビ肌のための洗顔
この記事では、ニキビ肌向けの正しい洗顔のやり方について解説しました。
正しい洗顔で重要なポイントは以下の5つです。
- ぬるま湯で洗う
- 洗顔料を泡立てて、泡で優しく洗う
- 洗顔料をしっかり洗い流す
- 清潔なタオルで抑え拭きする
- 洗顔後すぐに保湿をする
洗顔料を適切に使い、肌に負担がかからないようにすることが重要なポイントとなります。
「めっちゃ簡単。」「今日から始められそう。」って思いましたよね?
今日からは、ぜひこのポイントを押さえて洗顔してみてください。
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